2歳児「自分でする」

自分の行動に自信が出てきて、『こうしたい』『こうなりたい』との思いが強くなります。しかし、思い通りにできずに、泣いたり、怒ったりします。先回りせず、そっと援助して、「できた」という思いが感じられるようにしましょう。指先、足先等の発達が進み、ハサミ等の道具が使えるようになったり、高いところに登ろうとする姿が見られます。また、視野が広くなり、家族以外の人と関わりを求めはじめる時期です。

4歳児「友だちと一緒」

友だちとのつながりが深まり、ごっこ遊びの中で役割分担ができるようになって、楽しさを感じる一方、ぶつかり合いも多く、心の葛藤が始まります。大人の目から発達の道筋が見えにくく、遊びが発展していないように見えたりする転換の時期でもあります。これまでの経験をもとに自分の思いを出して行動しながら、集団の中で豊かな経験を積み重ねていきます。年長児へとむかう過渡的な時期ですので、ありのままをゆっくりと見守っていきましょう。